お灸のモグサは何からできる?

今回のブログは岡野が担当します。

 

お灸に使う艾(モグサ)は何からできているか。

ととのえ整体で開催されるお灸茶会でも紹介されましたが

 

答えは よもぎです。

 

よもぎはキク科の多年草で道に野生していてよく見かけます。

 

お料理では よもぎ餅やてんぷら、おひたしも美味しいですね。

 

よもぎにはいろいろな効果があります。

 

抗炎症作用があるため皮膚のかゆみを沈めたり、ビタミンKが多く含まれ血液の造血を助ける効果があり血液をサラサラにしきれいに保ってくれます。

 

ビタミンKは納豆に多く含まれることで有名です。

 

また腸内環境を整え、便秘の解消などにも効くと言われています。

 

お灸に使う艾(モグサ)はよもぎの葉の裏側をびっしりおおう綿毛からできます。

 

よもぎを刈り取り乾燥してくだき、葉や茎を取り去る作業を繰り返し、ほんの少しのふかふかの綿毛だけが残ります。

 

これがお灸に使うもぐさで、乾燥したよもぎから1/200しかとれない貴重なものです。

 

よもぎには精油成分があるので火つきがよく、お灸に最適です。

 

お灸の歴史は古く2000年前に中国ではすでに医術として使われていて、その後遣隋使や遣唐使によって日本にもたらされた治療法と言われていいます。

 

お灸でツボを温めることによって血行が改善しその結果、自然治癒力が高まり、肩こり、腰痛、眼精疲労などさまざまな症状が緩和されるそうです。

 

訪問鍼灸でもお灸は喜ばれています。

 

最近はセルフケアでセルフお灸をする人も多いです。

 

ぜひ一度試してみてください。

 

ととのえ整体ちのでは、鍼灸と整体で心と身体をととのえるお手伝いをしています。

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