• 鍼は痛いですか?

    • 当院の使用する鍼は髪の毛ほどの細い鍼です。最も細いものでは0.1mmで、太いものでは0.2mmぐらいです。鍼の先端には研削加工という特殊な加工が施されており、丸みを帯びた形状で滑らかです。そのため、注射の時に感じるチクッとした鋭い痛みはありませんし、出血もありません。鍼治療に馴染みのない方には「鍼=痛い」というイメージがあるかと思いますが、決してそんなことはありません。安心していただいて大丈夫です。また、鍼治療では、凝り固まった筋肉へアプローチをしていきます。鍼先が患部へ当たると、ズーンという重だるさを感じます。これは鍼が悪い箇所に届いている証拠であり、治療においてはとても重要な現象です。重だるい鍼の響きは、最初の内は違和感として感じられますが、鍼治療の効果を実感されれば「痛気持ちいい」という感覚へと変化していくことでしょう。鍼が苦手という方は、響きを抑えることもできますので、担当の先生にご相談ください。
  • どのような鍼を使いますか?

    • 0.1㎜~0.2㎜の髪の毛ぐらいの細さの鍼を使用しています。感染症の危険を減らすために推奨されているディスポーザブルの鍼を採用しています。全て滅菌されている使い捨ての鍼です。
  • マッサージの特徴

    • 症状の発生原因を見つけて患部にアプローチをしていくため、個人に合った施術をすることができます。日常生活での姿勢や癖などから、どのようにして患部に負担がかかっているのか、また、患部に関連する箇所にも負担がかかっているのかなどを考えて、治療内容を組み立てます。
  • どのくらいの頻度で治療を続けていけばいいか。

    • 痛みがあるはじめのうちは週 2~3回の治療をお勧めしています。症状が変化し、痛みが軽減してきた場合は週 1~2回の頻度で治療を継続できるといいと思います。担当にご相談いただき、無理のない頻度で治療を継続していきましょう。
  • 鍼灸治療の後、お風呂に入っても大丈夫ですか。

    • 鍼灸治療の後は、普段より血流がよくなります。普段よりのぼせやすいことがあるのでお気を付けください。同様の理由で、多量の飲酒は控えてください。施術後はゆっくり身体をやすめることをお勧めします。
  • 鍼灸を受けてはいけない病気はあるのか

    • 鍼灸は幅広い症状に適していますが、急性の感染症や重篤な心疾患など鍼灸をすることで症状が悪化する可能性のあるものもあります。禁忌症をご参照いただき、もし不安であればご相談ください。